医療現場で子どもを文援するために訓練された犬=ファシリティドッグを都の小児総合医療センターに導入するよう提案したのに対し、都の内藤淳病院経営本部長は導入を検討すると答えました。
ファシリティドッグは、病院に常勤し、子どもの心のケアにあたり癒やしを与えるよう訓練された犬。国内では静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターで活動しています。
和泉都議は、同氏が4年前にファシリティドッグの導入を求めた質問のあと、都が小児総医療センターにセラピードッグを導入したことは重要だと指摘。
改めてファシリティドッグの導入を求めました。
内藤本部長は「子どもにとって手術やリハビリは苦痛を伴うことが多く、長期間の入院生活は家族にも心理的負担となる」と述べた 上で、「ファシリティドッグも含め、アニマルセラピーの充実を検討する」と答えました。
(2018年3月17日付「しんぶん赤旗」より)