日本共産党の藤田りょうこ東京都議は19日、都議会厚生委員会で東京都シルバーパス条例に所得に応じた中間負担を設けるなどの改正案の趣旨説明を行いました。
提案の内容は、▽年間所得が125万円を超えると一律2万510円負担となる現行制度を改め、新たに所得190万円以下の人に3000円のパスを発 行すること
▽多摩都市モノレール、ゆりかもめへの適用拡大
▽都県境の民営バス路線で、乗るまたは降りる停留 所が片方都内であればパスが使えるようにすること
です。
藤田都議は、シルバーパスの中間所得層に向けた利用料軽減枠の設置は東京都市長会からも要望が出ており、シルパーパスの適用拡大はモノレール沿線住民などの強い要望だと強調。高齢者の負担軽減 や社会参加を促進する必要があるとしました。
(2018年3月21日付「しんぶん赤旗」より)