米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)での降下訓練中にパラシュートの一部が東京都羽村市の市立羽村第三中学校に落下する事件が10日に起きたことを受け、日本共産党の宮本徹衆院議員と、清水ひで子、尾崎あや子の両都議、浜中じゅん、鈴木たくやの両羽村市議は11日、現地を視察するとともに、市役所で井上雅彦副市長と懇談しました。
井上副市長「抗議した」
懇談で宮本議員は「(米軍は)もともとこういうこと(パラシュートが開かないこと)が起こり得るということを前提にした訓練をやっている。『原因究明まで訓練中止』ではなく、そもそも住宅密集地の真ん中でやるような訓練じゃない」と防衛副大臣に求めたことを紹介しました。また、「一歩間違えば人命にかかわる大きな事故です。地元の皆さんからも大いに声を上げていただきたい」と要請しました。
井上議員は、米軍、防衛省に対し抗議を行ったと述べ、「安全を確保していただきたい。都、5市1町の協議会でも要請していきたい」と話しました。
また、人員降下によるパラシュート事故は初めてということが明らかになりました。
(2018年4月12日付「しんぶん赤旗」より)