4月15日投開票の練馬区長選挙・区議補欠選挙(定数5)で、日本共産党の のむら説候補が当選しました。
日本共産党練馬地区委員会が発表したコメントを紹介します。
4月15日投開票で行われた練馬区長選で、「練馬革新都区政をつくるみんなの会」の松村友昭氏(日本共産党、新社会党東京都本部推薦、市民の声ねりま、市民ふくしフォーラム支持)は、前回「みんなの会」候補の票を19,062票伸ばし、善戦・健闘しましたが、当選には至りませんでした。
当選は現区長の前川あきお氏でした。
告示直前の立候補表明となり、十分な準備のないもとでしたが、複数の政党・会派の推薦・支持を受け、立憲民主党の手塚仁雄衆議院議員が応援演説を行い、自由党の小沢一郎党首が檄文を寄せるなど、市民と野党の共闘の流れの中で選挙戦をたたかいました。
このことは、国政・区政を変える上で重要な経験であったと確信します。
同時に行われた練馬区議会議員補欠選挙で、日本共産党の のむら説候補は、低投票率のもと、史上稀にみる大激戦・大接戦でしたが、22,758票の3位で当選し、日本共産党区議団の議席を5から6に回復することができました。この選挙でご支持いただいたすべての区民の皆さん、奮闘された後援会貝党員の皆さんに心から感謝申しあげます。
今回の区議補欠選挙で特筆すべきは、市民と野党の共闘の勢力である日本共産党、立憲民主党、市民の声ねりまの候補が定数5のうち過半数の3を占めたことです。市民と野党の共鬪をさらに進めることに対して、区民の皆さんの支持が示されたものとして重く受けとめ、さらに本格的な発展のために力を尽くす決意です。
今回の区長・区議選は、森友・加計疑惑、イラク戦争日報隠ぺいなど、安倍政権への国民の怒りが沸騰する中での選挙戦となりました。
日本共産党練馬地区委員会は、前川自公区政の転換と、安倍政権に審判を下すことを訴えてきました。
論戦を通じて十分争点が明らかになったわけではありませんでしたが、区民の皆さんの期待を大きく感じる選挙戦でした。
「森友・加計疑惑を徹底究明し、安倍内閣は総辞職を」の声を大きく広げ、安倍政権のもとでの憲法改悪を許さないたたかいに全力をあげます。
選挙の中で訴えた「就学前まで安心して預けられる認可保育園の増設で待機児ゼロに」「国民健康保険料の値上げを許さず、さらに値下げを」などの公約実現のために引き続き奮闘します。
届出 | 当・落 | 候補者氏名 | 党派名 | 得票数 | 得票率 |
2 | 当選 | 前川あきお | 無所属 | 101,887 | 57.32 |
1 | 松村友昭 | 無所属 | 46,514 | 26.17 | |
4 | 田中まさゆき | 無所属 | 19,782 | 11.13 | |
3 | 大木武夫 | 無所属 | 9,578 | 5.39 |
・有効投票総数 177,761
・無効投票総数 8,387
・不足票数 5
届出 | 当・落 | 候補者氏名 | 党派名 | 得票数 | 得票率 |
9 | 当選 | 柴田さちこ | 自由民主党 | 38,486 | 21.36 |
7 | 当選 | 野沢なな | 立憲民主党 | 28,444 | 15.79 |
5 | 当選 | のむら説 | 日本共産党 | 22,758 | 12.63 |
1 | 当選 | 高口ようこ | 市民の声ねりま | 22,369 | 12.42 |
6 | 当選 | たかはし慎吾 | 自由民主党 | 20,709 | 11.5 |
8 | 高松さとし | 都民ファーストの会 | 20,084 | 11.15 | |
10 | はしぐち奈保 | 都民ファーストの会 | 14,611 | 8.11 | |
3 | 松田わたる | NHKから国民を守る党 | 8,483 | 4.71 | |
4 | つちどい みつお | 無所属 | 3,025 | 1.68 | |
2 | 渋谷誠 | 環境党 | 1,185 | 0.66 |
・有効投票総数 180,154
・無効投票総数 5,967
・不受理票数 0
・不足票数 3