山本朋広防衛副大臣は、特別防衛監察で「南スーダンPKOの日報は『過去の保有』にも『現在の保有』にも該当するものがあった」と明らかにしました。
南スーダンの日報をめぐっては昨年2月以降、日本共産党の笠井亮議員と宮本氏が陸自研究本部にあったのではないかと追及していました。
昨年7月の特別防衛監察の結果でも、南スーダン日報が陸自研究本部にあったか存否を明らかにしませんでした。
今年4月5日に防衛省が公表した陸自研究本部が保有する日報一覧でも、カンボジア、ゴラン高原、東ティモール、ハイチなどのPKO日報が記載されている一方、南スーダン日報は記されていませんでした。
宮本議員は「昨年3月29日の外務委員会で陸自研究本部にないのかと質問をした。なぜ、あると答えなかったのか。虚偽答弁をしたのではないか」と追及。
山本副大臣は、当時の若宮防衛副大臣の答弁について「全体としてはしっかりと答弁をしていなかった。曖昧な答弁になっていた」と弁明しました。
(2018年4月20日付「しんぶん赤旗」より)