広尾病院を都立のままで存続・充実させる会(広尾病院を守る会)は4日、渋谷区内で安達智則氏(都留文科大学講師・東京自治問題研究所)を招き「都立病院の地方独立法人化で病院は どうかわってしまうのか?」と題し、学習会を開きました。
9日には都立広尾病院門前で「都立病院の地方独法化を許さない」と宣伝署名に取り組みました。
学習会は「守る会」会員、地域の方々、日本共産党渋谷区議団・約30人が参加しました。
「守る会」世話人会は、「学習会を契機 に『守る会の1万人署名目標』の達成に向け、これからが勝負」と行動提起し、参加者の大きな拍手で確認されました。
9日の宣伝・署名では「守る会」の会員や党区議が「東京都は独法化の検討はやめ、都立病院は直営で充実を」とハンドマイクで次々に訴え、「都立病院の充実を求める連絡会」のチラシを配布。
患者や見舞客、通行人が次々とビラを受け取り、「この病院は私の生まれたところ」「儲け優先は病院ではない」「都立だから安心できる」などと声をかけました。
1時間半で82人分の署名が集まりました。
(2018年4月20日付「しんぶん赤旗」より)
広尾病院を守る会Twitter
ペンダ君だよ!4月4日、広尾病院を守る会が安達先生を講師に独法化反対の学習会を行ったよ。安達先生は、独法化された東大病院が労働者を非正規に置き換え、削減したことや、国立病院が独法化で繰入金を毎年削減された事例を紹介して、独法化阻止の闘いを呼びかけたんだ。参加ありがとう! pic.twitter.com/rmPRvRHS3e
— もっと寄り添う都立病院へ! (@Toritsu_mamoru) 2018年4月5日