東京都中野区の子育て世代に区長選挙(6月3日告示・10日投票)への関心を持ってもらおうと5日、中野セントラルパークイーストで立候補を表明している5人を招いたイベントが開かれました。
主催は、子育て環境の充実を求めて集まった母親らでつくる「子育て環境向上委員会@中野」。
イベントは、各候補者の机に置かれたはんこをスタンプラリー形式で集めると風船がもらえるというもの。参加した親子らは、はんこを集めながらリーフレットを手に、候補者と子育て政策などを対話していました。
元区職員の酒井直人候補(46)=無所属・新=で「区民の声・中野」(市民、日本共産党、立憲民主党、中野・生活者ネットワーク、無所属区議が共同代表)が推薦=と対話した、小学1年生の息子がいる女性(38)は、「現区政は、児童館や公立保育園をどんどんなくしているので存続してほしい」と話し、酒井氏は、「(児童館、保育園は)残してサポートしていく」と答えました。
今回のイベントを友人から聞いて孫と参加した女性(62)は、「私の周りには、保育園に入れなくて仕事を辞めた人や、2年間も保活をした人もいます。親子で健やかに過ごせるよう認可保育園をつくってほしいです」と話しました。
(2018年5月9日付「しんぶん赤旗」より)