戦争は差別・迫害うむ
「私たち障害者は平和でなければ生きていけない。憲法9条は世界に誇れる宝だ」日本共産党全都視覚障害者後援会と党視覚障害者支部は12日、東京都豊島区のJR大塚駅前で安倍改憲に反対する3000万人署名活動に取り組みました。11人が参加しました。
盲導犬を連れて参加した男性(72)=埼玉県川口市=は、マイクを手に「戦前、障害者はごくつぶしだと言われ、ひどい差別や迫害を受けた歴史がある。戦争になれば、障害者たちは社会の隅に追いやられてしまう。私は安倍政権の改憲に強く反対する」と訴えました。
東京都世田谷区から参加した女性は「戦争になれば、戦場で負傷して障害者になる人もたくさん増える。戦争は絶対だめ。憲法9条を守り抜きたい」と話しました。
参加者らの署名の呼びかけに、道行く人らが駆けよって署名に応じていました。「がんばって」と声をかけて行く人や笑顔で手を振る人の姿もありました。
同日の活動では、29人分の署名が集まりました。
(2018年5月13日付「しんぶん赤旗」より)