6月17日告示の区長選で市民と野党の共同候補が実現、定数2の区議補選も行われる杉並・阿佐ケ谷駅前で、三浦ゆうや区長予定候補、日本共産党の野垣あきこ区議予定候補、原田あきら都議が「選挙で安倍政権ノーの審判を」「区民に耳を傾ける区政を実現しよう」と訴え。区民で3児の母親が応援演説しました。
小池晃書記局長は、与党が成立を狙う「働き方大改悪」法案など緊迫した国会情勢を報告。
この中で加計学園の獣医学部新設問題をめぐり愛媛県の新文書で明らかになった安倍晋三首相と加計孝太郎理事長との2015年2月の面会を学園側が「担当者が誤った事実を県に伝えた」というコメントを発表したことについて、「想像を絶する言い訳だ。加計学園が事を優位に運ぶために安倍首相に会ったことをねつ造したことになり、本当なら大変なことだ」と指摘しました。そして「安倍首相は『加計さんは、私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは40年間一度もなかった』と答弁した。事実ならまさに安倍首相の名前を利用してことを成し遂げようとしたことになるが、安倍首相は怒りもしない。加計さんの嘘だということを誰よりもよく知っているからだ」と厳しく批判。
徹底した真相究明のためにも加計氏の証人喚問、愛媛県知事の国会招致を実現しようと呼びかけると大きな拍手がおきました。
その上で、来年の統一地方選挙、参院選挙に向け「日本共産党が大きくなることにこの国の未来がかかっている。未来に責任を持たない政治、人権を蹂躙する政治、個人の尊厳を踏みにじる政治を変えて、新しい希望の持てる日本の政治を一緒につくっていこう」と力を込めました。
(2018年5月28日付「しんぶん赤旗」より)