吉良議員は、女性職員からの抗議を受け辞職を表明した高橋都彦市長のセクハラ問題に触れ、「辞職表明は遅すぎるが当然だ」と強調。
4人の被害者の実名告発によってようやく市長が辞任表明したことについて「名乗らないと認めないのは二次加害そのもの」と批判。
福田淳一前財務次官のセクハラでも「麻生財務大臣は福田氏を擁護し、『はめられた』などと女性蔑視の発言をした。安倍政権の人権意識の低さに愕然とする。法律にセクハラ禁止規定を明記すべきだ」と訴えました。
自民・公明両党による衆院厚生労働委員会での「働き方改革」法案強行について「『仕事で愛する家族を失うという苦しみを味わうのは私たちだけでたくさん』という家族の声 を踏みにじっての強行だ」と抗議。
「参院で心ず廃案に追い込もう」と呼びかけ、「公文書の改ざん、隠ぺい、捏造、何でもありの安倍政権にもう政権を任せてはおけない。安倍政権の悪政をやめさせる先頭に立つ」と力を込めました。
(2018年5月29日付「しんぶん赤旗」より)