島田修一同連絡会事務局長は、「憲法破壊の政治をすすめる安倍内閣を総辞職に追い込んでいく集会にしたい」とあいさつしました。
中野晃一上智大学教授が講演し、日本国憲法が約70年間にわたり改正されてこなかった理由を挙げ、「今の日本国憲法は特に変える必要があるとは思えないし、9条を含めてまだまだ満額回答ができていない」と話しました。
また、「国の体の形をなしている憲法を変えることは、人間の体に例えるなら、外科手術をするのと同じだ」と述べ、 安倍政権の改憲議論は”戦争できる国”をつくりたいという思いが先にあるだけで合理性が一切ないと批判しました。
集会に参加した男性(37)は、「9条を世界に輸出するくらいにしたい。地道な活動が大事だ」と話しました。
(2018年6月3日付「しんぶん赤旗」より)