東京都議会の議会運営委員会は5日、都議会第2回定例会を12日に開会(27日まで)することを決めました。
都は定例会に、受動喫煙防止条例案をはじめ条例案17件、工事契約案などを提出します。
この中で受動喫煙防止条例案は、従業員を雇用する飲食店は原則屋内禁煙とし、飲食を認めない「喫煙専用室」でのみ喫煙を認めると規定。
客席100平方メートル以下の飲食店は喫煙可能とした健康増進法改定案より厳しく規制するとしました。
また、都営空港条例の改定案では、2015年7月の調布飛行場での小型機墜落事故を受けて都営空港を利用する航空機が都内に墜落した場合に、損壊した住宅の再建支援制度を導入するとしています。
12日には小池百合子知事が所信を表明。
19日に各会派の代表質問、20日に一般質問を行います。
日本共産党からは代表質問に、あぜ上三和子都議、一般質問に、とや英津子都議が立つ予定です。
都議会の「民進党・立憲民主党」は5日までに、会派名を「立憲民主党・民主クラブ」に変更しました。
これに伴う都議会(定数127)の会派構成は次の通り。
都民ファーストの会53/公明党23/自民党23/日本共産党18/立憲民主党・民主クラブ5/かがやけTOKYO2/日本維新の会1/生活者ネット1/欠員1
(2018年6月8日付「しんぶん赤旗」より)