東京都議会厚生委員会は12日の理事会で、都の受動喫煙防止条例案の審議を深めるため、都医師会や飲食店業界の代表の参考人招致を21日に行うことで合意しました。
日本共産党の和泉なおみ都議が提案したもので、20日の委員会式に決定します。
条例案は、従業員を雇用する飲食店は原則屋内禁煙とし、飲食を認めない「喫煙専用室」でのみ喫煙を認めると規定。
客席100平方メートル以下の飲食店は喫煙可能とした健康増進法改定案より厳しく規制するとしています。
和泉都議は参考人招致とともに、インターネット中継が可能な予算特別委員会室での開催を提案しましたが、合意に至りませんでした。
特別委は、都民から墜落の危険性など不安の声が高まっている米空軍オスプレイの横田基地配備計画をはじめ、都内の米軍基地問題について調査し、必要な対策を審議するもの。
提案は15日の理事会で協議する予定です。
(2018年6月13日付「しんぶん赤旗」より)
➡東京都受動喫煙防止条例(仮称) 骨子案について[PDF、東京都webサイト]