過労死やサービス残業が合法化となる「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)に反対する「仕事帰りの新橋デモ」が15日に呼びかけられています。
午後6時45分に、東京都千代田区にある日比谷公園西幸門に集合して、新橋方面へ行進します。デモは、市民有志が主催します。
ツイッターで、「t.o.l.」のアカウント名で発信している女性も有志の一人。
8日にAEQUITAS(エキタス)が行った国会前抗議でスピーチし、デモへの参加を呼びかけました。
「夫が裁量労働制で働いています。毎日、帰宅は午前0時ごろ。一緒に食事をした後も、2~3時まで仕事をして、8時には職場へ向かっています。それでも残業代は、決まった額しか出ていません。働く人の誇りを傷つけていることを、雇用者は理解するべきです。高プロは、24時間働かせ続けても合法化になってしまう。私たちはだまされません。私たちが動き続けないと、動かせないものがあります。勇気をもって一歩外に出ましょう」
デモ終了後の午後8時から、JR新橋駅前のSL広場で街頭宣伝も行います。
過労死遺族からのメッセージや、法政大学教授の上西充子さんらのスピーチが予定されています。
(2018年6月14日付「しんぶん赤旗」より)