17日投開票された東京都立川市議選(定数28、立候補43人)では 日本共産党の上條彰一(61)、永元須摩子(72)、若木早苗(42)、中町聡(40)=以上現=、浅川修一(63)=前=の5氏が計9080票(得票率14.23%)を獲得して全員当選し、前回当選の5議席を確保(改選時比1増)しました。
5氏は自民党、公明党、地域政党「未来日本」(代表・長島昭久衆院議員)が支える現市政の市民負担増と、191億円ものため込み金を告発。
中学校全員給食の早期実現、国民健康保険料の1人1万円引き下げ、米軍オスプレイの横田基地配備中止をと訴えました。共産党は前回比で821票、得票率で2.72ポイント減。
昨年の衆院選比例得票比では1,230票、得票率で4.08ポイント増やしました。
自民党は前回に比べ1議席増やしましたが、現職1人が落選。公明党は前回と同じ7人が当選しました。維新の新人は落選しました。
立憲民主党は公認1人がトップ当選した一方、推薦した2人(生活者ネット公認)が落選。
「未来日本」は公認3人、推薦2人(国民民主党公認)を擁立しましたが、公認の現職1人が落選しました。
共産党立川・昭島地区委員会は市議選の結果を受けて声明を発表。
「公約の実現とともに、参院選で野党共闘の成功と党の躍進で自公・維新を過半数割れに追い込み、安倍政権打倒と国民のための新しい政治実現のため全力で奮闘する」と表明しました。
(2018年6月18日付「しんぶん赤旗」より)