日本共産党の小池晃書記局長は21日、東京杉並区の西荻窪駅前で、三浦ゆうや区長候補(日本共産党支持、新社会党、緑の党推薦)と野垣あきこ区議候補の応援演説に立ち、「杉並の政治を変え、日本の政治を変えていく。この声を杉並から上げよう」と呼びかけました。
区議補選は、定数2を野垣候補と自民党1人、立憲民主党1人の有力3新人をはじめ、計6人が争う大激戦。区長選は、三浦ゆうや区長候補の他、自民、公明、民進などが推す現職、前区議ら4人が争っています。
野垣候補は、自民、公明、民進などが支える現区政による区民生活切り捨て政策を批判。
「隠れ待機児童をなくし、子どもの笑顔が輝く杉並をつくりたい」と訴えました。
小池書記局長は、安倍政権による公文書改ざん、隠ぺい、ねつ造、セクハラ問題を批判。
「『いいかげんにしろ』との声を上げるのが杉並区長選区議補選だ」と切り出しました。
会期を延長し、カジノ法案と「働き方改革」法案の強行を狙う安倍政権のたくらみを告発した小池書記局長。
「今度の選挙はこのたくらみに待ったをかける大チャンスです」と力を込めました。
吉良よし子参院議員も応援に駆け付け、「野垣さん、三浦さんの勝利で、杉並から働き方改悪法案を廃案に追い込もう」と呼びかけました。
(2018年6月22日「しんぶん赤旗」より)