前市長が女性職員へのセクハラ事件で辞職したのに伴う東京都狛江市長選(15日告示、22日投開票)で、セクハラを追及してきた超党派の市議や個人、団体でつくる「ともに狛江 市民の会」(周東三和子代表)は2日、日本共産党市議の田中とも子(智子)氏(60)=新=を無所属候補として擁立すると発表しました。
会は各政党・会派に推薦・支援を呼びかけ、共産党は推薦を決めています。田中氏は市役所で行った記者会見で、「前市長のセクハラで行政への信頼が失墜した。何よりも市政への信頼を取り戻す市長選で、全てのハラスメントをなくし、職員や市民の人権が守られ、安心して働き、住める街をめざす」と強調しました。
さらに、格差と貧困が広がる中で「自治体の本来の役割である、住民の命と暮らしを守る仕事を、市政の中心にすえて取り組む。前市政で弱まった情報公開や市民参加・協働を取り戻す」と表明しました。
周東代表は、前市長のセクハラを追及してきた市民運動を基礎に、田中氏を擁立した経過を紹介しました。
記者会見には共産党の鈴木悦夫、宮坂良子、西村敦子、岡村伸、社民党の市原広子、生活者ネットの山本暁子の各市議、狛江・生活者ネットの池座俊子代表が同席しました。
◆神社巫女(みこ)、企業勤務
◆東京都議会議員1期
◆2007年から市議3期務める
◆市議会副議長を経て、現在社会常任委員長
(2018年7月3日付「しんぶん赤旗」より)
➡ 田中とも子 市長予定候補公式サイト