東京都狛江市長選は、超党派の女性市議と市民が共同して推す田中とも子候補(60)=無所属新、日本共産党、社民党、自由党都連、生活者ネット、新社会党、緑の党推薦=と、自民党、公明党の古い政治の流れに丸抱えされた松原俊雄候補(66)とが激しく競り合う中、22日に投開票されます。
田中とも子候補は20日、共産党の西村あつ子、社民党の市原広子両市議、矢野裕・元市長とともに市内の隅々を駆け巡り、「セクハラ・パワハラを根絶し、人権と市民の暮らしを守る市政に、ご一緒に切り替えましょう。災害死者ゼロ、待機児ゼロ、孤立死ゼロ、市民が願っている中央図書館・公民館の増改築を実現します」と力を込めて訴えました。自公陣営は業界団体の推薦を取り付け、町会などの締め付けを図る一方、両党の市議が街頭で「あの暗黒の16年間(矢野市政)に二度と戻してはならない(自民女性市議)と絶叫しました。
期日前投票が前回(2016年)市長選の同時期に比べて大幅に増加する中、田中候補と「ともに狛江 市民の会」は猛暑の中、街頭での宣伝や市民との対話に全力。
「最終盤の奮闘で勝負が決まる。田中さんの勝利で狛江初の女性市長を誕生させ、人権と市民の暮らしを守る市政に切り替えよう」と呼びかけています。
(2018年7月21日付「しんぶん赤旗」より)