原子爆弾が広島・長崎に投下されて73年を迎えるのを前に、「2018年東京都原爆犠牲者追悼のつどい」が22日、葛飾区で行われ、被爆者・遺族ら40人が参加しました。
参加者は原爆死没者を追悼し献花台に花を供えるとともに核兵器のない平和な世界を願いました。
つどいには小池百合子都知事が歴代知事で初めて参加し、あいさつしました。
主催は東京都。東友会(東京都原爆 被害者協議会)の大岩孝平代表理事はつどいで「生き残った被爆者の使命として、いかなる被爆者もつくらないために、一刻も早い核兵器の廃絶を願っている」と話し、日本政府に核兵器禁止条約の早期の批准を求めました。
広島市長と長崎市長のメッセージが読まれ、葛飾区長が追悼の言葉を述べました。
つどいに参加した八王子市原爆犠牲者の会会長の広中弘道さんは「日本は、唯一の被爆国として、核兵器禁止条約に参加してほしい」と話しました。
つどいに先立ち、被爆者・遺族らは、区立青戸平和公園内にある原爆犠牲者慰霊碑に献花しました。
つどいには、日本共産党の吉良よし子参院議員、和泉なおみ都議、中村しんご区議が参加しました。
写真は吉良よし子参院議員Twitterより
(2018年7月24日付「しんぶん赤旗」より)