日本の伝統食を考える会·東京連絡会有志(栗原澄子代表)は7月27日、食の安全と「魚食文化」を守るため、築地市場(中央区)を再整備し、豊洲新市場(江東区)は他用途に活用することを求める2,121人分の薯名を小池百合子知事あてに提出しました。
日本共産党の里吉ゆみ、尾崎あや子両都議が同席し、都政策企画局の大久保朋果特別秘書担当課長が署名を受け取りました。同会は1981年に大阪市で「日本の伝統食の継承・発展と新しい食文化の創造を」とのスローガンで誕生。
今回の署名で、築地市場は場内の卸売市場の機能だけでなく、場外市場や周辺の多くの飲食店が一体となって、日本一の魚食文化の拠点となっており、都民の大切な文化遺産だと強調。
無害化の見通しが立たない豊洲新市場は、安全面からも市場機能としても、卸売市場として使えないと述べています。
同会は今後も署名を集め、8月にも再提出する予定です。
(2018年8月1日付「しんぶん赤旗」より)