≪1面≫
日本共産党の吉良よし子参院議員と、“尾木ママ”こと教育評論家・尾木直樹さんとの対談が実現しました。教育や青年問題、これからの日本について大いに語り合いました。
東京都が築地市場の移転先としている豊洲新市場について、都の専門家会議の平田健正座長が「安全性が確保された」と発表しました。
設置要綱で決められた公開の会議を開かず、記者会見での発表でした。
小池知事はこれを受けて、業界代表のみに非公開で説明しただけで事実上の「安全宣言」を出し、ただちに農林水産省の開場認可申請を行いました。
水産仲卸など市場業者からは「密室で決めた安全なんて納得できないし、移転を認めることなんてできない」などの怒りの声があがり、農水省に対して認可しないよう申し入れました。
日本共産党都議団も、知事に面会した際、「安全宣言」を批判し、撤回を求めています。
73年前、B-29爆撃機の銃撃を受けた跡が生々しく残る建物。原爆ドームに並ぶ戦争遺跡です。
1面に続いて、尾木直樹さん×吉良よし子議員 “にこやか対談”です。
≪3面≫治安維持法研究者の荻野富士夫さんが行った、言論弾圧と戦局との関連を指摘した講演を紹介した記事。
亡くなって20年になる映画監督・黒澤明についての記事です。
≪4・5面≫【いわさきちひろ生誕100年】ちひろが人生を決めた日
平山知子・弁護士による寄稿文です。
猛暑のニュースが連日報道される中、自宅でも熱中症で死亡する事故が後を絶ちません。
「調布生活と健康を守る会」は市に対し、エアコンのない世帯がすぐに設置できるよう緊急の申し入れを行いました。
荒川区では、日本共産党荒川区議団の申し入れや区民の要求が実り、エアコン助成が実現しました。
6月の地下水調査では、土壌汚染対策後、最大となる環境基準の170倍ものベンゼンが検出されました。地下に深刻な汚染が残っていることが改めて明らかになった中での「安全宣言」。
築地の仲卸で働く中澤誠さん(東京中央市場労働組合委員長)は、専門家会議の「安全」とした評価を、「失敗宣言だ」と切り捨てました。
21歳 初めて知った広島
核兵器や原発をめぐる良い映画を上映して多くの人に知らせるため、毎年開かれている「被爆者の声をうけつぐ映画祭」で、俳優の吉永小百合さんが主役をつとめた「愛と死の記録」が上映さされました。撮影のエピソード、吉永さんが続けている詩の朗読への思いなどを紹介します。
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