東京都品川区長選(9月23日告示、30日投開票)に立候補の意向を示している元都議の さとう裕彦氏(60)=無所属新=が24日、都庁で記者会見し、区民や労働組合、団体でつくる「みんなの品川をつくる会」と、
▽羽田空港の低空飛行ルート撤回▽憲法と地方自治が生きる区政をつくる
などの政策協定を結んだことを明らかにしました。
日本共産党、都民ファーストの会、立憲民主党が推薦を決めており、自由党も推薦する予定です。
政策協定は、区民にやさしい品川区政をめざす三つの柱として、
(1)まちづくりはみんなの合意で、福祉・教育・環境(重視)優先の品川区に
(2)品川の空を飛ばさない! 羽田の撤回を
(3)情報公開と区民参加! 憲法と地方自治が生きる品川区に
を掲げています。
さとう氏は会見で「現区政は区民に相談も報告もなく、羽田に『理解』を表明した。区民の安全、安心を守るには撤回以外ない」と強調。
区民の願いをしっかり実現したいと述べました。
同区長選には、さとう氏の他、現職の浜野健(70)、区議の西本貴子(57)両氏が立候補を予定しています。
◆1958年生まれ
◆都議6期、学校法人理事などを歴任
◆2017年、自民党を除名
(2018年8月25日付「しんぶん赤旗」より)