立ち見が出る満席の中、小池晃書記局長、吉良よし子参院議員・東京選挙区候補とともに、おくの晋治区議補選候補、鈴木ひろ子区議団長が区政転換の決意を語りました。
区民と野党の共闘で区長選をたたかう、さとう裕彦候補=無所属新=と、さとう氏を推薦する各党の代表も訴え、参加者が大きな拍手を送りました。
新社会党からはメッセージが寄せられました。
私は24年間、自民党の都議を務めましたが、昨年離党したら、今年になって、自民党都連からさかのぼって除名すると通知が来ました。
都議を降りて離れた所から政治を見ると、今の政府のやり方は強引で、反対する人をつぶすようになった。
小池晃議員の鋭い質問に総理が嘘をつき、それがまた嘘や忖度(そんたく)を呼び、財務省が公文書まで書き換えてしまった。こんな政治は品川では絶対起こしてはなりません。
安倍政権のトップダウン、結論ありきの政治のつけが品川にも来ています。
その大きな一つが羽田空港の新ルートで、低空で旅客機が飛ぶ危険な計画です。
住民の生命身体・財産を守るため、撤回を求めます。
共産党の皆さんと手を携え、野党共闘を進めて信頼関係を紡ぎ、安倍政権を終わらせる思いを共有しています。
都内の自治体選挙でも自公に対し、できるだけ野党が市民と手を携え共闘したい。
今回の区長選は沖縄県知事選と重なりました。翁長知事の遺志を引き継ぐ「オール沖縄」と歩調を合わせて、品川の空を守るため勝ちましょう。
品川区を低空飛行させる計画に憤って結集し、現区政を倒す歴史的快挙に向けて力を合わせてたたかいましょう。
13団体と個人、各政党が「みんなの品川をつくる会」を結成し、羽田空港の低空飛行ルートの撤憲法と地方自治が生きる住民合意の街づくり、福祉・教育・環境優先の区政をと、さとう氏と協定を結びました。
現区政は羽田を「容認しない」と言いながら、裏で国と密約を交わしていました。本当に許せません。
品川の空を守り、23区最低水準の福祉を転換するため、イデオロギーを乗り越え大同団結しましょう。
羽田の低空飛行計画を撤回させたい。
あるシングルマザーは「国民健康保険料の滞納分を分割で納める相談をしてきたのに、区が残額を一度に払えと言ってきて、死のうかと思い詰めた」と私に訴えました。
区民の痛みを感じない区政を変えましょう。
(2018年8月28日付「しんぶん赤旗」より)