【品川区長選】野党共闘で勝利へ~政権忖度せず区民守る

聴衆の声援に応える(前列左から)おくの晋治区議候補、吉良よし子参院議員、小池晃書記局長、さとう裕彦区長候補、手塚仁雄・立憲民主党衆院議員(吉良よし子Twitterより)

東京都品川区長·区議補選(9月23日告示、30日投開票)の勝利に向けて25日、日本共産党演説会が開かれました。

立ち見が出る満席の中、小池晃書記局長、吉良よし子参院議員・東京選挙区候補とともに、おくの晋治区議補選候補、鈴木ひろ子区議団長が区政転換の決意を語りました。

区民と野党の共闘で区長選をたたかう、さとう裕彦候補=無所属新=と、さとう氏を推薦する各党の代表も訴え、参加者が大きな拍手を送りました。

新社会党からはメッセージが寄せられました。

うその政治絶対ダメ~さとう裕彦区長候補

さとう裕彦区長候補

街頭で「あなたは翁長(雄志・沖縄県知事)さんのようになれますか」と声を掛けられました。

私は24年間、自民党の都議を務めましたが、昨年離党したら、今年になって、自民党都連からさかのぼって除名すると通知が来ました。

都議を降りて離れた所から政治を見ると、今の政府のやり方は強引で、反対する人をつぶすようになった。

小池晃議員の鋭い質問に総理が嘘をつき、それがまた嘘や忖度(そんたく)を呼び、財務省が公文書まで書き換えてしまった。こんな政治は品川では絶対起こしてはなりません。

安倍政権のトップダウン、結論ありきの政治のつけが品川にも来ています。

その大きな一つが羽田空港の新ルートで、低空で旅客機が飛ぶ危険な計画です。
住民の生命身体・財産を守るため、撤回を求めます。

信念を貫いて共闘を進める~手塚仁雄立憲民主党都連幹事長

手塚仁雄氏

昨年の総選挙と政治の激動の中で、信念を貫き野党共闘を進める立場で、東京5区で市民と野党の共同候補としてたたかいました。

共産党の皆さんと手を携え、野党共闘を進めて信頼関係を紡ぎ、安倍政権を終わらせる思いを共有しています。

都内の自治体選挙でも自公に対し、できるだけ野党が市民と手を携え共闘したい。

今回の区長選は沖縄県知事選と重なりました。翁長知事の遺志を引き継ぐ「オール沖縄」と歩調を合わせて、品川の空を守るため勝ちましょう。

幕府倒すため薩長同盟結ぶ~筒井洋介・都民民ファーストの会区議

筒井洋介氏

今回の共闘は、幕府を倒すために大同団結で薩長同盟を結んだのと重なる気がします。

品川区を低空飛行させる計画に憤って結集し、現区政を倒す歴史的快挙に向けて力を合わせてたたかいましょう。

品川の空守り 低福祉を転換~香西克介・日本共産党品川地区委員長

香西克介・品川地区委員長

区長・区議補選は文字通り歴史的なたたかいです。

13団体と個人、各政党が「みんなの品川をつくる会」を結成し、羽田空港の低空飛行ルートの撤憲法と地方自治が生きる住民合意の街づくり、福祉・教育・環境優先の区政をと、さとう氏と協定を結びました。

現区政は羽田を「容認しない」と言いながら、裏で国と密約を交わしていました。本当に許せません。

品川の空を守り、23区最低水準の福祉を転換するため、イデオロギーを乗り越え大同団結しましょう。

人ひとり大切に~おくの晋治区議補選候補・日本共産党

決意を語る おくの晋治区議補選候補

安倍自公政権と真正面から対決し、区民一人ひとりの人生を大事にする政治をつくろうと立候補を決意しました。

羽田の低空飛行計画を撤回させたい。

あるシングルマザーは「国民健康保険料の滞納分を分割で納める相談をしてきたのに、区が残額を一度に払えと言ってきて、死のうかと思い詰めた」と私に訴えました。

区民の痛みを感じない区政を変えましょう。

(2018年8月28日付「しんぶん赤旗」より)

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