東京都足立区は8月23日、ブロック塀などの倒壊を防ぐため、除去費用の助成を10月1日から行う方針を示しました。
同日の区議会建設委員会に報告しました。
これは6月の大阪北部地震でブロック塀などが倒壊し死亡事故が発生したのを受け、高さ1.2メートルを超えた塀を0.6メートルにしたり、除去したりする場合に、15万円を上限に助成するもの。
2020年度末までを助成期間とします。
倒壊防止のための補強工事を行う場合の助成制度も、これまでの上限額3万円を10万円に引き上げます。
日本共産党区議団(ぬかが和子団長、7人)は6月29日、区内のブロック塀などの安全対策を最優先で行い、財政支援額を引き上げるよう、近藤弥生区長に申し入れていました。
(2018年8月29日付「しんぶん赤旗」より)