米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)へのCV22オスプレイ配備に反対する都民団体がつくるオスプレイ反対東京連絡会は27日、新宿区で総会を開き、10月1日の正式配備撤回へ決意を固め合いました。
総会に先立ち、昭島市在住でオスプレイ情報アナリストの小柴康男氏が講演。
オスプレイ配備の背景に、同じく横田基地に配備が計 画されている米軍特殊部隊が、拉致、暗殺、拠点攻撃などの局地戦を世界中で展開する米国の「新しい戦争」構想があると指摘。
危険なオスプレイが訓練だけでなく出撃する拠点に横田基地がなると語りました。
日本共産党の宮本徹衆院議員も報告。正式配備が米軍から一方的に通告される以前の6月からオスプレイが頻繁に飛行を繰り返し、多摩地域各地で不安の声が上がっていると述べ、配備撤回しかないと強調しました。
また宮本議員は、沖縄県知事選で翁長雄志前知事の遺志を受け継ぐ知事を誕生させようと呼びかけました。
総会では、各地の活動を報告するとともに、10月27日に福生市で「日本のどこにもオスプレイはいらない東京大集会」を大きく成功させ、沖縄をはじめ各地の運動と連帯し、都民への理解を深め、運動を進めていくことを提起・採択しました。
(2018年8月29日付「しんぶん赤旗」より)