都議が勢ぞろいして、魚のかぶり物をしながら「豊洲への移転中止! 築地を守ろう」の横断幕を掲げ、代わる代わるマイクを握り訴えると、通りかかった人たちが次々ビラを受け取って行きました。
大山とも子幹事長は、小池百合子知事が「築地は守る」の公約を投げ捨て、豊洲新市場の「安全宣言」を行ったことを「土壌汚染対策後も環境基準の170倍のベンゼンや、猛毒のシアンなど汚染が続く実態はまったく変わっていない」と批判。
水産仲卸業者や、築地で買い出しする鮮魚店、料理人など多くの人が「豊洲市場では食の安全を守れない」と移転反対の声をあげ続けていること、新市場の施設も数々の不備が明らかになっているこ とを紹介し、「19日開会予定の都議会定例会でも移転撤回を求め頑張る。築地を守る世論を広げよう」と呼びかけました。
(2018年9月12日付「しんぶん赤旗」より)