日本共産党東京都議団は11日、小池百合子知事あてに、エイズウイルス(HIV)対策の拡充を求める申し入れを行いました。
申し入れは、▽2009年5月に都が策定した「エイズ対策の新たな展開」の全面改定▽エイズに関する正確な情報提供の強化▽服薬治療への支援▽若い世代に向けた対策強化▽HIV検査に関する都のホームページの多言語化-など12項目です。
治療法の進歩により、HIVに感染しても、検査を受けて早く感染を発見し、治療を早期に開始して治療を継続すれば、エイズの発症を防ぐことができるようになっています。
申し入れは、こうした変化を受け、HIVに関する取り組みが「大きな転換期」を迎えていることにふさわしく、都の対策を早急に拡充するよう求めています。
申し入れで、和泉なおみ都議は、「若い世代へ、エイズなどの感染症対策を含む知識を学べる性教育を充実、強化させることが重要だ」と強調しました。
野田数・政務担当特別秘書が応対しました。
(「しんぶん赤旗」2018年9月19日付より)