米空軍特殊作戦機CV22オスプレイが1日、在日米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)に正式配備されます。
これに対し、住民の抗議の声が広がっています。
米軍と日本政府は4月3日、CV22を2019年10月以降の予定を1年以上前倒しし、横田基地へ正式配備すると公表。
4月4日に5機が横浜市の米陸軍横浜ノース・ドックに陸揚げされ、5日には横田基地に初飛来しました。米軍は2024年ごろまでに10機のCV22と兵員約450人を配備する計画です。
初飛来後は韓国や東南アジア方面での訓練を実施。6月23日に再々飛来してからは横田基地にとどまり、正式配備前にもかかわらず首都圏や東富士演習場(静岡県)での飛行・離着陸訓練、横田基地と岩国(山口県)、三沢(青森県)両基地との間を往復しての飛行訓練を繰り返しています。
正式配備を前に27・28の両日、周辺自治体の住民でつくる「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の人たちが、福生市の同基地第2ゲート前でスタンディング行動を実施。「オスプレイ横田配備NO」「ごめんです! 騒音・墜落・特殊作戦」などと書いた手作りのプラカードや、オスプレイ5機が編隊飛行する写真のパネルなどをかかげ、市民にアピールしました。
住民団体や爆音被害の補償と夜間早朝の飛行差し止めを求める訴訟の原告団など6団体でつくる「オスプレイ横田配備反対連絡会」は、正式配備当日の10月1日午前10~11時に、基地西側の福生市フレンドシップパークで抗議集会を開く計画です。
6日に福生市民会館で開かれる「沖縄とともに声を上げよう 横田基地もいらない! 市民交流集会」の実行委員会も、1日午前10時~正午まで第2ゲート前でスタンディング行動を予定しています。
(2018年10月1日付「しんぶん赤旗」より)
今日10月1日から正式配備となるオスプレイの撤去求めて、市民のみなさんが横田基地ゲート前と公園の二ヶ所で抗議行動。沖縄の勝利に続きましょう pic.twitter.com/pbB9vEqZkl
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2018年10月1日
玉城デニーさんの勝利から一夜明け、東京・横田基地では、今日付で「正式」配備されるオスプレイの配備撤回を求めるスタンディング行動。
正式配備前に500回以上オスプレイの訓練が行われ、住民からは「私たちが狙われてるよう」との声も。
米軍の無法ゆるせない。沖縄に続き東京でもオスプレイNO! pic.twitter.com/wKOQwOoSW7
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) 2018年10月1日
1日、オスプレイ横田基地配備反対!抗議集会に宮本徹衆院議員と参加。第2ゲート前では、吉良よし子参院議員と3人で連帯のご挨拶をささていただきました。沖縄にも、東京にも、オスプレイはいらない! pic.twitter.com/Ktn6az1Puu
— 山添 拓 事務所 (@yamazoejimusyo) 2018年10月1日