東京都足立区で9月26日夕、「市民と政治をつなごう!市民連合あだち」が主催する「市民と野党共闘へ!政党と語ろう(第2回)日本共産党との対話集会」が開かれました。
共産党から吉良よし子参院議員、ぬかが和子区議、そぶえ元希足立地区副委員長が出席し、市民からの質問に答えました。足立区議団からは5人が出席しました。僧侶の石川徳信共同代表が「安倍政権の下でひどい政治がまかり通っている。区政も今こそ憲法と地方自治法に基づくべきだ。野党共闘を前進させて、要求を実現していきたい」と開会あいさつ。
質疑応答で、「野党の支持を広げ、選挙で安倍政権を倒すために何が必要か」との質問に吉良議員は「安倍政権打倒後の展望を野党全体で具体的に打ち出すことが必要だ」と回答。
ハラスメント規制など労働政策を野党の共同政策にすることを提案するとともに「市民からも実現してほしい政策を打ち出してほしい」と呼びかけました。
そぶえ議員は「若者の切実な要求は、高学費対策と労働環境の改善だ」と強調。
ぬかが議員は、今後の課題として、区が1500億円以上をためこむ一方で、行政水準は23区最低だと指摘し「ひとり親家庭や生活困窮者対策など、貧困の連鎖を断ち切りたい」と話しました。
(2018年10月1日付「しんぶん赤旗」より)