日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は5日、都議会第3回定例会終了にあたって「豊洲市場への移転強築地市場の解体工事は許されない」との談話を発表しました。
要旨をご紹介します。
わが党は、小池百合子知事が公約を破り、土壌汚染が残る豊洲市場への移転を強行しようとしていることに強い怒りをもって抗議しました。
同時に、新たに発覚した水産仲卸売場棟の地盤沈下・ひび割れ問題を中心に問題点を厳しく追及しました。
知事は「時間の経過とともに収束する、安全性の問題に影響は生じない」と答弁しましたが、その根拠を示すよう求めた再質問に対し、まともに答えることはできませんでした。
また、毎年100億円の赤字が生じる問題について、現時点での見通しを示すことができないまま開場しようとしていることが、明らかになりました。
「つらくて眠れない日々が続いている」「移転先の安全は担保されていない」など、築地女将さん会をはじめ市場業者の思いに背を向け、豊洲市場への移転強行築地市場の解体工事を進めることは断じて許されません。
(2018年10月6日付「しんぶん赤旗」より)
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