9月、民青同盟主催の雇用シンポジウムでのこと。
鷲見賢一郎弁護士が講演の中で「年越し派遣村」を熱く語ったことに触発され、リーマン・ショック直後、若者と一緒に新宿駅前などで「街頭相談」にとりくんだ経験をあいさつの中でお話ししました。ペーパーバッグを両手に提げ愛知県から来たという若者。
仕事からも寮からも追い出されるのが、どれほどむごいことか。住居を失うと生活再建がいかに困難か・・・。
この経験が議員活動の根っこにある、”理不尽な雇い止めは絶対に許さない” と論戦してきたこと等々を話しました。
後日、シンポ後半のディスカッションで、「政治家はみんな信用できないと思っていたが、間違っていた」と参加者の一人が発言したとお聞きしました。うれしい限りです。
このシンポ「政治を変えて働き方を変える」というタイトル。若者たちの変革の鼓動が伝わります。
実はもう一つうれしいことが。
帰りがけ、ともにあいさつした自由党の野沢哲夫さんが「駅まで送りますよ」と、なんと 自由党の宣伝カー初乗車。
小さな、でも心通う野党共闘です。
(2018年10月13日付「しんぶん赤旗」より)