日本共産党の宮本徹衆院議員と、とや英津子東京都議、練馬区議団は18日、衆院第1議員会館内で、14日に陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で行われた自衛隊観閲式で米軍の垂直離着陸機MV22オスプレイや航空自衛隊のステルス戦闘機F35が飛行したことに対し、防衛省に抗議し、説明を求めました。
聞き取りには、宮本議員と、練馬区選出の、とや都議、有馬豊、坂尻まさゆき、島田拓の練馬区議3氏が参加しました。自衛隊観閲式では、F35が青森県の三沢基地から飛来した他、米海兵隊普天間基地のMV22オスプレイが「祝賀飛行」と称して飛行しています。
宮本議員は、事故が頻発しているオスプレイに各地から懸念・不安の声が上がる中、なぜ、飛行させたのかと抗議。
防衛省の担当者は「オスプレイの飛行は、日米同盟の深化を示すため。事前に日米で調整した」と説明しました。
区議3氏は、突然のオスプレイの飛行やF35の飛行、観閲式に向けた訓練でのヘリコプターの編隊飛行などに「区民から苦情や不安の声が多数出されていた」と紹介。
「近隣住民の静かな生活を脅かす飛行はやるべきではない」と求めました。
とや都議は、北朝鮮をめぐり対決から対話への歴史的転換が起こる下で、オスプレイの配備や飛行は平和の流れに逆行すると指摘。
「抗議を受け止め、観閲式のあり方を見直すとともに、オスプレイの飛行中止を求めよ」と求めました。
(2018年10月19日付「しんぶん赤旗」より)