米軍横田基地(東京都福生市など多摩地域)の撤去と、10月1日に同基地に正式配備された米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの配備撤回を求める座り込み行動が21日、福生市で行われました。
「横田基地撤去を求める西多摩の会」が毎月第3日曜日に開いているもので、今回が115回目です。同会の高橋美枝子代表があいさつ。
1日の正式配備以降、横田基地のオスプレイが活発に活動し始めたと指摘し、県知事選で勝利した沖縄に連帯し、東京でも基地問題を我がこととして考えてもらうための運動を広げようと呼びかけました。
寉田(つるた)一忠事務局長が報告。21日付の「しんぶん赤旗」1面を示して、CV22オスプレイの危険性を訴えるとともに、オスプレイと同時に配備 された米軍特殊部隊は、世界各地で他国の主権を侵して秘密裏に戦闘を仕掛ける危険な部隊だと語りました。
昭島市在住の女性(68)は、同市拝島駅の上空でオスプレイが、日米合意に反する垂直離着陸モードから固定翼モードへの「転換モード」のまま飛んでいる姿を目撃したと語りました。
また、福生市多摩川中央公園で開かれる「横田基地にも日本にもオスプレイはいらない10.27東京大集会」 への参加が呼びかけられました。
(2018年10月22日付「しんぶん赤旗」より)