新島・若郷漁港にトイレ設置/原田あきら都議に都港湾局が答弁

伊豆諸島・新島(東京都新島村)の若郷漁港で、東京港と新島を結ぶジェット船などの乗降客用に待合所とトイレが設置されることがわかりました。

19日の都議会各会計決算特別委員会分科会で、日本共産党の原田あきら都議に都港湾局が明らかにしました。

若郷漁港は、前浜港が高波でジェット船の定期便が接岸できない場合に代わりに使用していますが、待合所もトイレもなく、乗降客から諧置を求める声があがっていました。

原田都議は、若郷漁港に接岸する定期便の割合が季節によっては3割になることもあると指摘。
乗降客用の待合所とトイレを設置するよう求めました。

都港湾局は「高速ジェット船の乗降客用に船客待合所を整備予定だ」と答弁。
それまでの間、仮設トイレを設置すると答えました。

原田都議は、仮設でも簡易トイレではなくしっかりとした物を設置してほしい」と要望。
あわせてトイレの管理について村の負担にならないようにすることを求めました。

都港湾局は、維持管理が容易なバイオトイレの設置を検討しているとして、管理は都大島支庁新島出張所で行う予定だと答えました。

(2018年10月24日付「しんぶん赤旗」より)

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