在日米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)で10月23~25日にパラシュート降下訓練を実施したのは、沖縄駐留の米陸軍第1特殊部隊群第1大隊(通称・グリーンベレー)だったことが31日わかりました。
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横田基地に降下する沖縄の「グリーンベレー」=10月24日(羽村平和委員会撮影・提供)
横田基地の米空軍第374空輸航空団広報部は問い合わせに対し、C130の乗員とグリーンベレー隊員の即応能力と相互運用性の改善のための訓練だと説明。
「(同航空団の)戦術輸送任務の中核的機能に関係しているだけでなく、地域内での緊急事態のために相互能力を強化し訓練された即応部隊を維持するものだ」としています。
横田基地の監視活動を続けている羽村市の羽村平和委員会は、24日午前10時15分ごろ、高度約4000メートルから5人が降下したのを確認しています。
(2018年11月1日付「しんぶん赤旗」より)