「おかあちゃん、キライ」と3歳の息子がこんなことを言い始めました。
かなりショックを受けつつも、これは「おかあちゃん大好き」なんだ、と脳内変換して聞くようにしています。
ところで、もう1人、脳内変換して言葉を聞かなければならない人がいます。
それは安倍晋三首相。所信表明演説でも、代表質問への答弁でも「沖縄の皆さまの心に寄り添い」などと、心のない言葉を繰り返す。
だいたい、辺野古の工事再開手続きを進めておきながら、どうして「寄り添う」などと言えるのか。国民の権利救済ではなく、権力者である国が沖縄の民意を踏みにじるために行政不服審査を使っていることだって、許せません。
あんまり腹が立つので、首相の言葉を脳内変換してみました。
「ご指摘はまったくあたらない」は「まったく反論できません」、「真摯(しんし)に向き合う」は「絶対に向き合わない」、「沖縄の心に寄り添う」は「沖縄の民意を踏みにじる」 ・・・ああ、でも、やっぱり許せない。
(2018年11月3日付「しんぶん赤旗」より)