東京都豊島区の池袋駅前で4日、安倍政権の憲法改悪に反対する市民と野党が街宣リレートークを行い、3000万人署名への協力を呼びかけました。
リレートーク実行委員長の森田龍氏は、歴代自民党政権が否定してきた集団的自衛権の行使を容認し、多くの国民の反対の声を押し切って安保関連法(戦争法)を押し通した安倍政権を批判。
「民意を無視して平和主義を壊すことは許せない。憲法ではなく安倍政権を代えよう」と訴えました。
日本共産党から吉良よし子参院議員がマイクを握り、朝鮮半島で平和の取り組みが進む中で、9条に基づいた平和・対話の外交が必要だと強調。
女性や性的マイノリティーへの差別を容認し、人の尊厳を傷つける安倍政権に「憲法を変える資格はない」と語りました。
リレートークでは、立憲民主党の川田龍平参院議員が、憲法を守るために「野党が共闘して頑張らないといけない」と訴えた他、社民党の山口菊子豊島区議、自由党の堀越秀生台東区議らがともに宣伝に立ちました。
「NO WAR 北区アクション」の渡辺幸彦実行委員長は、医療の現場で働く立場から「戦争になれば一番被害を受けるのは弱い立場の人だ。戦争につながるあらゆることに声を上げていく」と話しました。
(2018年11月5日付「しんぶん赤旗」より)