区民と野党が共同した のざわ哲夫候補(52)=無所属新、日本共産党、立憲民主党、自由党、社民党、新社会党、緑の党支持=と自公現職候補とが激しく競り合っている新宿区長選は11日投開票されます。
のざわ哲夫・区長候補は9日、区内を駆け巡り、「税金の使い方を変え、保育園待機児ゼロ、小中学校体育館のエアコン設置、コミュニティーバス運行を実現する」と公約。現区政が強行した高齢者個人情報の警祭への提供や、区立公園のデモ使用規制を撤回すると訴えました。
のざわ候補を支持する各党も、7日に共産党の山添拓、自由党の青木愛両参院議員、9日に立憲民主党の落合貴之衆院議員が応援に駆け付けました。
10日には共産党の田村智子副委員長、立憲民主党の海江田万里衆院議員、自由党の山本太郎共同代表、社民党の福島瑞穂副党首が応援に立つ予定です。
自公陣営は8日夜の演説会で、「もし(区の)トップが反体制になったら、日本の終わりなんじゃないかと心配」(自民党・山田美樹衆院議員)、「中野区長は野党連合に落とされた。野党連合は本当に怖い」(同・鈴木隼人衆院議員)などと引き締めを図りました。
のざわ氏を推す「みんなが輝くまち新宿をつくる会」は「現職陣営も必死の電話かけをしている。政治を変えたい願いを総結集すれば勝利は可能」と対話や宣伝に全力を挙げています。
(2018年11月10日付「しんぶん赤旗」より)