14日に府中市で行われた日本共産党の演説会での小池晃書記局長の訴え(要旨)を紹介します。
私は、2013年の参院選比例代表で皆さんのご支援で議席を取り戻し、あれから5年4カ月、予算委員会などで32回安倍首相と直接対決をしてまいりました。3年前からは市民と野党の共闘という、新しいステージでの仕事が始まりました。
沖縄県知事選挙では、「本気の共闘」がその威力を見事に発揮した。
しかし、ここからが正念場です。引き続きこの仕事をやらせてください。
安倍政権は問題が続出しています。口利き疑惑、国会答弁立ち往生。一刻も早く退陣を迫っていこうではありませんか。
なんといっても憲法改悪を許さないことです。
貧困と格差が広がる。消費税増税などとんでもありません。
税金の使い方、集め方を見直せば、社会保障、暮らしの財源ができます。
あらゆる面で破綻している安倍政権を打倒して、自民党政治にかわる新しい政治をつくっていこうではありませんか。
国会では、野党の共闘が力強く前進をしています。これをどうやって、選挙での「本気の共闘」にしていくか。
「本気の共闘」とは、 お互い候補者を立てあって、お互いに応援をすること。これでなければ勝てません。
豊かな共通政策も必要です。連合政権についても前向きな合意が必要です。
来年の参院選1人区で「本気の共闘」を実現すれば、そのうねりは東京をはじめ全国に広がっていきます。
安倍政権を追い詰めていくことができます。
市民と野党の共闘を絶対に裏切らない、96年ぶれない政党、この党が強く大きくなるかどうかに、市民と野党の共闘の明日、日本の未来がかかっています。
なんとしても日本共産党を強く大きくしていただいて、必ず来年の連続する選挙に勝たせてください。心から訴えます。
(2018年11月16日付「しんぶん赤旗」より)