14日に府中市で行われた日本共産党演説会での吉良よし子参院議員の訴え(要旨)を紹介します。
この6年間、繰り返される強行採決を前に、こんな民主主義破壊を見るために国会に来たのではないと、何度こぶしを握ったでしょうか。安倍政権は「働き方改革」で、月100時間残業を容認し、過労死を増やす悪法を強行しました。
愛する家族を過労死で奪われた遺族は「地獄の苦しみは私たちだけでたくさん」と傍聴に来ました。
電通で過労自死した髙橋まつりさんのお母さんは、強行採決を見て遺影に「これがおまえを追い詰めた国の姿だ」と語りました。
でも、遺族は「働く人の命を守る制度をつくるまであきらめない」と語りました。
私もあきらめません。
私は2015年、安倍首相と直接対決し、ブラック企業名公表を実現させました。
これは労働者、国民のたたかいと共産党の党員、議員団との共同の成果です。
これで終わるわけにいきません。
私はまた、築地市場の豊洲移転、外環道、特定整備路線、羽田低空飛行問題、横田基地へのオスプレイ配備など東京の問題を取り上げ、学費値上げや奨学金、ブラック校則に苦しむ声を国政に届けてきました。
国民の声を聞かず個人の尊厳を踏みにじるブラック政治は許さない。一人ひとりの人生がキラキラ輝く政治を実現するため、統一地方選での全員当選参院選での比例7議席確保と東京選挙区での再選へ頑張り抜きます。
(2018年11月16日付「しんぶん赤旗」より)