東京都の被爆者でつくる東友会は18日、結成60周年の記念式典と祝賀会を東京都千代田区で開きました。
開会あいさつで大岩孝平代表理事は、東友会の60年の活動に対する支援に謝意を述べ、核兵器廃絶と国の償いを求めて運動を続ける決意を語りました。
山田寿則氏(明治大学兼任講師)が記念講演をおこない、2017年に採択された核兵器禁止条約の内容と条約が採択されるまでの流れ、核兵器廃絶の展望を明らかにしました。
東京都の鈴木祐子保健政策部疾病対策課長があいさつ。
広島市東京事務所の杉浦信人氏が松井一実市長のメッセージを、長崎市東京事務所の光武恒人氏が田上富久市長のメッセージを、それぞれ代読しました。
日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市(すえいち)、濱住治郎、児玉三智子各氏が出席しました。各党の代表があいさつ。
日本共産党から笠井亮衆院議員が、「核兵器禁止条約発効も見通せる状況になり、朝鮮半島では非核と平和の激動が進んでいることをともに喜びたい」と述べつつ、「被爆国政府は署名せよと大いに言っていきたい」とあいさつしました。
田村智子副委員長・参院議員、吉良よし子参院議員、和泉なおみ、藤田りょうこの両都議が出席しました。
(2018年11月19日付「しんぶん赤旗」より)