米軍横田基地(東京都多摩地域)の撤去、米空軍特殊作戦機C22オスプレイの配備撤回を求める定例の座り込み行動が18日、福生市で開かれ東京高校生平和ゼミナールの学生を含む170人以上が参加しました。
横田基地撤去を求める西多摩の会が毎月第3日曜日に開催を呼びかけているもの。この日は、本来は米軍機の飛行が少ない休日にもかかわらず、先日飛来した米軍戦闘機が何度も爆音を響かせました。
同会の高橋美枝子代表は、横田基地にオスプレイだけでなく老朽化の懸念がある米軍戦闘機が飛来していると説明。
「いつ事故が起きてもおかしくない」と語り、防衛省に事実を突きつけるために、私たちの力で実態を可視化できるようにしていこう」と訴えました。
寉田(つるた)忠事務局長は、「日本から米軍基地をなくしていくためにも、来年の選挙が大事だ」と話しました。
東京高校生平和ゼミナールから28人が参加。
世田谷区の女子高校生(17)は「平和を壊すオスプレイの配備は許せない」と強調。
多摩市の男子高校生(18)は座り込みの前に横田基地の実態を学び、「米軍基地は、現地の人だけでなく私たち日本人全体の問題だ」と話しました。
(2018年11月20日付「しんぶん赤旗」より)