東京都町田市で24日、まちだ市民連合が「シンポジウム市民×立憲野党 さようなら安倍政権」を開催しました。
集まった500人の市民を前に、日本共産党の吉良よし子参院議員、立憲民主党の手塚仁雄衆院議員、国民民主党の伊藤俊輔衆院議員の3氏が、来年の参院選へ向け市民と野党の共闘の発展を訴えました。市民連合代表の藤井石根(いわね)明治大学名誉教授は「シンポジウムを通じて参院選に備え、間違いの多い今の安倍政治に終止符を打とう」と語りました。
シンポジウムでは、山口二郎法政大学教授の「参院選に向けてどのような政策を争点にしていくのか」との問いに、吉良議員は「欠かせないのは憲法改悪阻止だ」と強調し、「消費 税増税ストップとともに、ブラック企業ゼロや差別の一掃など国民のくらし、個人の尊厳を守る政策が必要だ」と語りました。
手塚議員は「今の状況での消費増税には反対していきたい」と述べ、伊藤議員は「原発ゼロ、再生エネルギーの拡大を争点化したい」と話しました。
集会では、二見伸明・元公明党副委員長が連帯あいさつした他、自由党の山本太郎参院議員、「沖縄の風」の糸数慶子参院議員がメッセージを送り、地域の市民・団体がアピールをしました。
(2018年12月1日付「しんぶん赤旗」より)