米軍横田基地(東京都多摩地域)と同基地に10月から正式配備された米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの問題などについて13日、三多摩革新懇が呼びかけた交流会が国分寺市で開かれました。
呼びかけ人の一人の三好鉱一代表世話人は、「三多摩でオスプレイの実態や活動の交流を深めあうことで、市民世論を高める契機にしよう」とあいさつ。横田基地撤去を求める西多摩の会の高橋美枝子代表が、横田基地やオスプレイの現状について報告。
10月以降、オスプレイの特殊作戦訓練が本格的に始まり、夜間の低空飛行、無灯火飛行、人員のつり下げ訓練、長時間のホバリング飛行など米本土では住民の反対でできない訓練が住宅地内にある横田基地で行われていると告発しました。
各地域からも発言が相次ぎ、
「地域で学習会に取り組む中で、行政でも公民館が主催で学習会をやることになった」(立川市)
「CVオスプレイ だけでなく、C130Jという特殊作戦にも使う新型輸送機が配備されている」(あきる野市)
「基地近くのある住宅は数10メートル先でオスプレイが長時間ホバリング飛行をするため、家の中でもテレビやラジオの音が聞こえない」(武蔵村山市)
(2018年12月16日付「しんぶん赤旗」より)