東京都議会本会議一般質問が行われた12日、日本共産党の斉藤まりこ都議は質問後、傍聴した党後援会員ら48人と懇談しました。
斉藤議員はあいさつで、都内の認可外保育施設で死亡事故が起きるなか、これまで都は保育問題で一歩踏み出した答弁をしてこなかったと述べ、「都議団が保育問題で質問を重ねた結果、改善しない施設には指導だけでなく、勧告まで出していると都が答弁したことは今回初です」と明らかにすると拍手が起こりました。斉藤議員はまた、不登校問題で実態を見ようとしない都の姿勢を批判し、「(不登校になる)理由を明らかにしていかなくてはいけないし、特に学校がどうなっているかに行政が目を向けなければいけない」と話し、今後も登校問題に取り組むと決意しました。
後援会員からは、保育、教育、議会改革や都営住宅の問題など幅広く意見が出されました。
初参加した女性(49)は、「中3の長女が通う学校では、同じ学年の生徒20人が不登校になっています。子どもからはテストばっかりだと不満が出ています」と語りました。
(2018年12月19日付「しんぶん赤旗」より)