日本共産党の吉良よし子参院議員は23日、東京都世田谷区(2カ所)と立川市で街頭演説し、議員や候補らとともに来年の統一地方選と参院選での共産党の躍進を訴えました。
吉良議員は、安倍政権が来年狙う消費税の10%増税を、「やめた方が経済対策になる」と批判。税金の集め方・使い方を変えることで、福祉や教育の政策を充 実させ、「消費税に頼らない改革を実現しよう」と訴えました。
国会で取り組んできたブラック企業問題で、労働者の声が政治を動かしてきた実態を紹介し、「声をあげれば政治は変わる。市民と野党の共闘をすすめる共産党を伸ばそう」と呼びかけました。
現有5議席から6議席への前進をめざす世田谷区では、新人の坂本みえこ区議候補が特別養護老人ホームの職員の実態調査に区議団が取り組んだ結果を 報告し、「現場の声に耳を傾けて政策に反映する共産党の議席を増やしてほしい」と訴えました。
立川市では上條彰一市議が、市議会委で自公が、特例教室にエアコン設置を要望する陳情を数の力で不採択にしたと告発しました。
立川市で演説を聞いた会社員(29)は「労働者が声をあげることが大事だと思った」と話しました。
(2018年12月25日付「しんぶん赤旗」より)