東京都渋谷区にある明治神宮で成人式が行われた14日、日本民主青年同盟(民青)と日本共産党は、会場近くにあるJR原宿駅前で新成人への宣伝を行いました。
「おめでとうございます」と話しかけながらビラを配り、給付制奨学金の拡充を求める署名などへの協力を呼びかけました。新成人や国会議員らがスピーチし、「若者が声をあげれば、政治や社会は変わります。ご一緒に行動していきましょう」と訴えました。
東京都清瀬市に住む新成人の女子大生がスピーチ。
奨学金返済のために進学をあきらめた友人や、給与が低すぎるために働きたい仕事ができなかった友人の話を紹介し、「こうした状況を変えていくために、私も社会のために行動していきたい」と話しました。
日本共産党からは、吉良よし子、山添拓の両参院議員らが参加。
吉良議員は、世界を見ると政治を動かす中心に若者がいると述べ、「日本でも、沖縄・辺野古への土砂投入に反対するネット署名を呼びかける若い人たちがいます」と強調。
高すぎる学費や、過労死を招く働き方を改善させなければいけないと語り、「声をあげれば政治は変わります」と呼びかけました。
民青副委員長の阿部泰樹さん、共産党の白石たみお都議、牛尾まさみ渋谷区議がスピーチしました。
(2018年1月15日付「しんぶん赤旗」より)