全国の図書館関係者や利用者でつくる「日本共産党がんばれ!図書館の会」は2日、都内でつどいを開き、約50人が参加しました。
基調報告した日本共産党の吉良よし子参院議員は、文科省の組織再編にともない「社会教育」を冠する担当課がなくなることや、「公共施設の複合化」や社会教育費の民間調達を推奨する中教審答申の問題点を指摘。「人々の知の拠点、民主主義の源である図書館を守り発展させるために、力をあわせましょう」と、来る統一地方選・参院選での党の躍進を訴えました。
保谷清子西東京市議、星見てい子都議は、学校図書館を守る党の取り組みを報告し「ともに図書館を守ろう」と力を込めました。
参加者から、「市の図書館構想に対し、市民が自主的検証を進めている」(名古屋市)など各地の取り組みが報告されました。
同会世話人の松岡要さんが「各地域の図書館運動の交流ができて良かった。今日のつどいをきっかけに、さらに、情報を寄せてほしい。運動と共産党がどう関わっているかについても、広げてほしい」と閉会あいさつしました。
(2019年2月5日付「しんぶん赤旗」より)