米軍横田基地(東京都多摩地域)の撤去、CV22オスプレイの配備撤回を求める座り込み行動が17日、東京都福生市で行われました。
「横田基 地撤去を求める西多摩の会」が毎月開いているもので、119回目の今回には141人が参加しました。
同会の高橋美枝子代表は、防衛省がこれまで行ってきた毎日のオスプレイの離着陸情報を公表する日報を廃止したことを厳しく批判。情報を詳細に開示させるよう求めていくとともに、各地の運動と連帯し「オスプレイは日本にいらないの声を上げていこう」と呼びかけました。
寉田(つるた)一忠事務局長は、エンジンを取り換えなければならない欠陥を抱えたオスプレイが日本を縦断していたと指摘。
「私たちも沖縄の人も、思いは『米軍はアメリカに帰れ』だ」と訴えました。
港区から参加した女性(78)は同区麻布の米軍へリポートでも、夜遅くまで米軍ヘリが飛ぶ実態を告発。
先月から沖縄県辺野古に基地建設反対の行動に参加してきた日野市の男性(55)は、辺野古を埋め立てるための土砂運搬船には「海を汚染する赤土が素人目にもわかるほど大量に入っていた」と語りました。
日本共産党の井上たかし青梅市議予定候補も参加しました。
(2019年2月18日付「しんぶん赤旗」より)