【都議会本会議】清水ひで子都議が代表質問/高齢者福祉充実求める

日本共産党の清水ひで子東京都議は26日、都議会本会議で代表質問し、高齢者福祉の充実と国民健康保険料(税)の負担軽減を求め、小池百合子知事の認識をただしました。

舛添都政の最後の2016年度予算と比べ、2019年度予算案では高齢者福祉費は1 . 1倍の伸びにとどまっています。

質問する清水ひで子議員=26日、東京都議会(「しんぶん赤旗」提供)

そのため、高齢者人口の急増で高齢者1人当たりでは1万2,700円(2016年度) から1万1,600円(2018年度)に減っています。

清水都議は、都の高齢者福祉は石原都政のもとで切り捨てられ、大きく落ち込んだところからの回復の途上だとして、思い切った増額、拡充を求めました。

小池知事は、介護サービスの整備、認知症対策、介護人材対策などをあげ、「2019年度も、高齢者施策のさらなる充実を図っていく」と答弁しました。

また、清水都議は、国保加入者の多くは高齢者、中小零細業者、非正規雇用者で、1人当たりの所得が123万円にすぎないと指摘。
「加入者の医療費が高い一方、所得は低いという制度の構造的問題をどう認識しているか」とただしました。

小池知事は国保について「構造的な問題がある」との認識を示しました。

清水都議は、国と都の方針を背景に、都内の自治体は全国で最も国保料(税)が値上げされていると指摘。
国保料の負担軽減を検討すべきだと主張しました。

(2019年3月1日付「しんぶん赤旗」より)

icon-arrow-circle-right清水ひで子都議の質問全文はこちら(日本共産党都議団サイトにリンク)

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